
御津スポーツパーク・宇甘川岸のホタル
全く知られていないといっていい、蛍が飛び交う群生スポット。それは御津スポーツパーク裏を流れる宇甘川沿いの川岸。2025年5月31日には、たくさん蛍が飛び始めました。
3年前に移住して、初めて見た時の驚きはとんでもなかった。
夕方の畑に一匹の蛍が現れて、ふらふらと川のほうへ飛んでいく。土手を上がり、川岸を見ると光点が点滅しながらが浮いている。田舎の川だから、まあホタルがいても不思議じゃない。
せっかくなので散歩でもしようかと土手の遊歩道をスポーツパーク方面に向かって歩いていった。川べりには相変わらず、蛍はポツポツと光を点滅させている。


土手を歩き続けると、宇甘川の北と南の集落をつなぐ小さな橋が架かっている。その橋のたもとには、明るい街頭があって川岸のホタルは見えにくい。橋を通りすぎて、ずんずんと川岸を進んでいくと、街灯の明かりは徐々に遠ざかり、向こう岸に星のまたたきかのような光景が広がってくる。
生きてきた中でも見たことのない蛍の明かりが、天の河のように広がる光景。


移住して初めて見たときは本当に驚いた。
その光景を見たこともそうだが、周辺はあまりに静まり返っていて人が一人も歩いていない。
「これって当たりなの?」
「別に珍しいことじゃないの?」
なんでこんなに注目されないのか…
周りの人は、なんでこんなに関心がないのか…
正直いって、混乱してしまった。
蛍がよく飛ぶのはだいたい一日に3回とのこと。一回目は午後8時ごろ、2回目は午前0時ごろであり、3回目は午前3時ごろだという。
3年前のその日は、午前0時をまわっても宇甘川の南北の河岸を歩き回ってしまった。そのあと蛍祭のある宇甘西の方に車で見に行ったり、津山線が宇甘川を渡る鉄橋近くの川岸を見にも行ったが、このスポーツパーク裏の川岸ほど圧倒されたことはない。
注意
御津スポーツパークの運動場のナイター照明がついているときは、蛍の光が見えにくくなってしまいます。もしかしたらこの光の影響であまり蛍の様子が気付かれなかったのかもしれません。
川岸は暗いので懐中電灯は必須。川岸に降りやすいように近所の方が草を刈ってくれているポイントがあるので、そこを降りると対岸の川岸に近づけます。